大坂なおみ優勝のカギは? 35歳シェイが分析「彼女のテニスをし、冷静でいるだけ」
テニスの4大大会・全豪オープンは16日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に2-0(6-2、6-2)で勝利。2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。試合後、敗れた35歳のシェイは会見で「(大坂は)いつだって優勝できる。彼女は偉大な選手」などと素直に勝者を称えた。
全豪オープン準々決勝、シェイは大坂にストレート負け
テニスの4大大会・全豪オープンは16日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に2-0(6-2、6-2)で勝利。2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。試合後、敗れた35歳のシェイは会見で「(大坂は)いつだって優勝できる。彼女は偉大な選手」などと素直に勝者を称えた。
シェイにとって、大坂とはこれが6度目の顔合わせ。過去の対戦成績は4勝1敗と大坂が勝ち越していたものの、うち4回はフルセットにもつれ込む接戦だった。しかし、今回は試合時間66分での完敗。35歳、技巧派のベテランは持ち味を発揮しきれなかった。
全豪オープン公式YouTubeチャンネルは、シェイが応じた試合後の会見動画を公開。第1セットでは3つのブレークポイントを握りながらもものに出来なかったことについて質問されると「彼女がビッグサーブを持っていることは知っている。少し考えすぎてしまった。いくつかの重要なポイントで上手くプレーできなかった」と答えた。
自身が犯したミスについても「テニスでは起こりえること。時に、チャンスを逃せばポイントを失い、試合自体に負けてしまう可能性だってある。それが起きてしまった」と冷静に分析したシェイ。「大坂なおみは優勝できるか」という質問には、こう答えている。
「いつだって優勝できる。ただ彼女のテニスをして、冷静でいる必要があるだけ。彼女は偉大な選手」