井上尚弥、比嘉大吾に披露したディフェンス能力を英指摘「明らかに格上の選手だった」
新型コロナウイルスと戦う医療従事者や患者を支援するボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」が11日、東京・代々木第一体育館で行われた。スパーリング形式で行われる3分×3回のエキシビションマッチ。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)と激突したが、英メディアは井上のディフェンス能力にも注目している。
チャリティーイベント「LEGEND」での白熱スパーに海外も注目
新型コロナウイルスと戦う医療従事者や患者を支援するボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」が11日、東京・代々木第一体育館で行われた。スパーリング形式で行われる3分×3回のエキシビションマッチ。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)と激突したが、英メディアは井上のディフェンス能力にも注目している。
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井上の圧巻パフォーマンスに、海外からも驚きの声が寄せられている。「ナオヤ・イノウエが爆発的なチャリティーエキシビション戦で真剣なパンチを放ち、最終ラウンドではヘッドギアを脱いだ」との見出しで特集したのは、英ラジオ局「トークスポーツ」だった。
記事では井上と比嘉の対峙について「2人は軽快な出だしを見せた。まさにスパーリングセッションといったところだった」と記載。「しかし、最終の3ラウンド目にヘッドギアを外すことを選ぶと、テンポを上げた」「試合が真にヒートアップした時、やや強打見えるパンチの応酬になった」と、エキシビションながら白熱したものであったことを伝えている。
両者が一気にギアを上げた場面に、同メディアは特に注目。「パウンド・フォー・パウンドのスター、イノウエは両者で明らかに格上のファイターだった。そして、腕を下げ、ヘッドの動きで着弾を避けるというディフェンス能力を見せつけたのだ」と記載している。ロープを背負いながら、時にはノーガードで比嘉の猛烈なプレッシャーを華麗にかわし続けたディフェンス面に注目していた。
比嘉は2週間ほど前に参戦が決まったため、準備期間が少なかったものの、井上が余裕を見せながら技術の違いを見せつけたスパーリングが、海の向こうでも話題となっているようだ。
(THE ANSWER編集部)