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井上尚弥、フィリピン紙PFPでも3傑 快勝したマロニー戦は「最高の好調ぶりで反響」

ボクシングで全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)は、権威ある米専門誌「ザ・リング」のほか、複数の海外メディアが独自に選定。多くでWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は上位に選出されているが、フィリピンメディアも2021年のランキングでモンスターを3位に選んだようだ。

井上尚弥【写真:Mikey Williams/Top Rank】
井上尚弥【写真:Mikey Williams/Top Rank】

パッキャオ、ドネアなど輩出のフィリピンでもモンスターは高評価

 ボクシングで全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)は、権威ある米専門誌「ザ・リング」のほか、複数の海外メディアが独自に選定。多くでWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は上位に選出されているが、フィリピンメディアも2021年のランキングでモンスターを3位に選んだようだ。

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 6階級制覇王者マニー・パッキャオを筆頭に、元5階級制覇王者ノニト・ドネア、WBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロら複数の王者を輩出しているフィリピンでも、井上の実力は認められているようだ。地元紙「サンスター」は今年のPFPランキングを作成。4階級制覇王者のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)、WBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)に続き、井上は3位に選出されている。

 井上は19年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝でドネアに判定勝ち。カシメロとは将来的な統一戦に注目が集まる。同紙は寸評で「ザ・モンスターは昨年、7ラウンドでジェイソン・マロニーを抹殺し、彼のWBAとIBFバンタム級の王座を保持し、最高の好調ぶりで反響を広げている」と称賛。高速のカウンターでマロニーを沈めた昨年10月31日(日本時間11月1日)のタイトルマッチは改めて評価されていた。

「サンスター紙」選出の2021年PFPは以下の通り。

 1位 サウル・アルバレス(メキシコ)
 2位 テレンス・クロフォード(米国)
 3位 井上尚弥(日本)
 4位 テオフィモ・ロペス(米国)
 5位 エロール・スペンスJr.(米国)
 6位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
 7位 フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
 8位 タイソン・フューリー(英国)

(THE ANSWER編集部)


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