かかとが出てる? 韓国代表FWの“ぎりぎりオフサイド”に海外注目「mmレベルの判定」
海外サッカー、英1部プレミアリーグは現地時間28日、トットナムがリバプールに1-3で敗れた。前半3分、トットナムの韓国代表FWソン・フンミンが絶妙な抜け出しからネットを揺らしたが、VAR判定によりオフサイドとなり、得点が取り消された。海外メディアもこのシーンについて「ミリメートルレベルの判定」などと注目している。
先制ゴールかと思われたシーンに独紙「クロップはほっと一息」
海外サッカー、英1部プレミアリーグは現地時間28日、トットナムがリバプールに1-3で敗れた。前半3分、トットナムの韓国代表FWソン・フンミンが絶妙な抜け出しからネットを揺らしたが、VAR判定によりオフサイドとなり、得点が取り消された。海外メディアもこのシーンについて「ミリメートルレベルの判定」などと注目している。
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ぎりぎりの判定だ。0-0の前半3分、ケインが絶妙なタイミングで出したスルーパスにソン・フンミンが反応。DFラインを抜け出して一気に攻め込み、最後は左足でシュート。ゴール左隅に蹴りこみ、ネットを揺らした。
幸先良く先制したかに思われたが、このシーンがVAR判定に。ケインからパスが出た瞬間、ソン・フンミンの左足がわずかにラインを越えているとされ、オフサイドでゴールは取り消しとなった。その後、流れに乗れなかったトットナムは3点を奪われて敗れた。
VAR判定の場面について、英紙「ザ・サン」は「ソン・フンミンは明らかなオフサイドで正しい判定。しかし彼にアドバンテージはあったのだろうか?」との見出しで記事を掲載。「ごくわずかなオフサイド判定。ぎりぎりの判定だ。ソンのかかとが、わずかにトレント・アレクサンダー・アーノルドのユニフォームよりも出ていたため、正しい判定だった」などと記載している。
オフサイドのシーンの写真には「厳しいが現行ルールでは正しい判定だ」と説明文を付けているが、本文では「しかし、ソンはゴールに背を向けていた。果たしてアドバンテージを得ようとしていたのだろうか?」とも言及している。
また、ドイツ大衆紙「tz」は「息をのむ上位対決。クロップがVAR判定に喜ぶ」との見出しで記事を掲載。「クロップのチームはトッテナム相手にVARの判定にも助けられ、内容に値する勝利を得た。韓国の選手は、ごくわずかオフサイドにあり、ゴールは取り消された。これにクロップとチームはほっと一息。ミリメートルレベルの判定だった」とリバプールのユルゲン・クロップ監督の名前を出しながら判定の場面を振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)