マクレガー「お前は見事だ」 勝者称える“帰り際の姿”を米称賛「一流の振る舞いだ」
米最大の総合格闘技「UFC」のコナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、UAEで行われた「UFC257」ライト級マッチ(5回×5分)で元同級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)に2回2分32秒TKO負けした。ふくらはぎを蹴る「カーフキック」を多数被弾し、足を止められて敗北。松葉杖姿で帰路についていた。屈辱的ともいえる敗戦を喫したマクレガーだが、舞台裏ではポイエーとたたえ合う姿が「一流の振る舞い」だと話題を呼んでいる。米メディアが報じている。
帰路につく前にポイエーと握手し「また戦おう」と呼びかけ
米最大の総合格闘技「UFC」のコナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、UAEで行われた「UFC257」ライト級マッチ(5回×5分)で元同級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)に2回2分32秒TKO負けした。ふくらはぎを蹴る「カーフキック」を多数被弾し、足を止められて敗北。松葉杖姿で帰路についていた。屈辱的ともいえる敗戦を喫したマクレガーだが、舞台裏ではポイエーとたたえ合う姿が「一流の振る舞い」だと話題を呼んでいる。米メディアが報じている。
引退を撤回しての1年ぶりの復帰戦でまさかの結末を迎えたマクレガーだったが、試合後は実に紳士だった。カーフキックで受けたダメージは大きく、松葉杖を付き会場を離れようとするマクレガーだったが、ポイエーの前で足を止めて2人は再び対峙。そしてマクレガーは握手を求め、健闘をたたえ合った。
米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」はこの舞台裏でのやり取りに注目。「試合後のコナー・マクレガーとダスティン・ポイエーの舞台裏での一流の振舞いがシェアされる」として、一部始終をレポートしている。
記事では「がっかりする敗北をしたにも関わらず、マクレガーはポイエーにリスペクトを見せた。舞台裏でのマクレガーとポイエーが健闘を称え合っている映像がある。映像から、マクレガーがポイエーに賛辞の言葉を贈っていることが分かる」と記し、2人がやり取りする動画を公開。そこでマクレガーは素直にポイエーを称えている。
マクレガーは「お前は俺の足を壊したよ。素晴らしかった。見事だよ」「兄弟よ、お前とオクタゴンで戦えたことを誇りに思っている」と拍手を送り、「また戦おう」と再戦を呼びかけている。
破天荒な言動、挑発的な発言でも話題を呼ぶことが多いマクレガーだったが、完敗を受け止めた大人な姿が注目を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)