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米大学の短距離走者が衝撃ごぼう抜き 25m差“差し切り”に地元紙「輝かしいカムバック」

米大学陸上の大会で生まれた衝撃の“差し切り”が話題を呼んでいる。女子4×400メートルリレーで、最下位でバトンを受けたミシガン大学の1年生アンカーがごぼう抜き。最終的に1位でゴールした。驚異の走りを地元紙も「輝かしいカムバック」と報じている。

ミシガン大学1年生アンカーの驚異の走りが話題を呼んでいる(画像は「ミシガン大学体育会」インスタグラムより)
ミシガン大学1年生アンカーの驚異の走りが話題を呼んでいる(画像は「ミシガン大学体育会」インスタグラムより)

ミシガン大学の1年生が4×400mリレーで驚異の走り披露

 米大学陸上の大会で生まれた衝撃の“差し切り”が話題を呼んでいる。女子4×400メートルリレーで、ミシガン大学の1年生アンカーが先頭と25メートル以上あった差をごぼう抜き。最終的に1位でゴールした。驚異の走りを地元紙も「輝かしいカムバック」と報じている。


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 最後まで何が起こるか分からない。現地16日にミシガン大学で行われた、陸上の大会「シモンズ・ハービー・インビテーショナル」でドラマが生まれた。舞台は女子4×400メートルリレーだ。3校で行われたレース、大きく離された3番手でバトンを受けたミシガン大学1年生のアンカー、ザイヤ・ホルマン。首位の選手とは25メートル以上の差をつけられている。逆転は不可能な差なのか……。

 だが、ホルマンの走りは異次元だった。200メートルトラックで一気に加速すると、1周目に2位の選手を抜き去った。スピードが落ちない1年生は2周目の最後の直線で首位の選手を捕らえると、力を振り絞って抜き去り、1位でゴール。51秒79を記録し、見事な差し切りを成功させた。

 この快走をミシガン大学の学生新聞「ミシガン・デイリー」も「スポットライトを浴びた、ザイヤ・ホルマンによる輝かしいカムバック」と見出しを打って報道。フェイスブックで45万回、ツイッターで20万回以上再生されていると反響の大きさを伝え、「何が起きたのかよく分かっていない。戦うためにそこにいて、ゴールをした。でも51秒7台で走れるなんて予想していなかった。クレイジーだわ。信じられない」とホルマン自身のコメントも紹介している。

 ホルマンは、同日に行われた600メートルでも1分29秒27を記録し、同大学の1年生記録と会場記録更新した。2019年には20歳以下の女子4×400メートルリレー米国代表の一員として、20歳以下の同競技の世界記録更新に貢献するなどし、頭角を表している。将来有望な1年生には、今後も注目が集まりそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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