[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥に米再興奮 マロニー倒した“隠れていた左”は「BOX界で最も危険な武器」

ボクシングのWBAスーパー&IBFバンタム級王者・井上尚弥(大橋)は昨年10月の米ラスベガスデビュー戦で、挑戦者のジェイソン・マロニー(オーストラリア)を7回KOで撃破。さらに評価を高めているが、現地でもその余韻は強く残っている。プロモートする米興行大手「トップランク」は6回にダウンを奪ったカウンターのシーンに再注目。米ファンからは「ボクシング界で最も危険な武器の一つ」などと興奮の反響が集まっている。

井上尚弥はジェイソン・マロニーを7回KOで破った【写真:Mikey Williams/Top Rank】
井上尚弥はジェイソン・マロニーを7回KOで破った【写真:Mikey Williams/Top Rank】

トップランクがマロニーをダウンさせた左フックに再脚光

 ボクシングのWBAスーパー&IBFバンタム級王者・井上尚弥(大橋)は昨年10月の米ラスベガスデビュー戦で、挑戦者のジェイソン・マロニー(オーストラリア)を7回KOで撃破。さらに評価を高めているが、現地でもその余韻は強く残っている。プロモートする米興行大手「トップランク」は6回にダウンを奪ったカウンターのシーンに再注目。米ファンからは「ボクシング界で最も危険な武器の一つ」などと興奮の反響が集まっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 このカウンターが強くKOを予感させた。6回、マロニーが左のジャブを2発繰り出した瞬間だ。井上の顔面をとらえたように見えたが、倒れたのはマロニーの方だった。一体何が起きたのか――。

 2発目に合わせ、井上が繰り出した左フックが顎にクリーンヒットしていた。そのままマロニーはキャンバスに仰向けに倒れ、この日初めてダウンを喫したのだった。

 マロニーの背後からとらえていた試合の中継映像では井上の左フックの軌道がマロニーの体に重なり、凄まじいパンチスピードもあって、目視が難しかったシーン。トップランク社の公式SNSはコーナー付近のリングサイドから臨場感たっぷりにとらえた映像を公開しており、そこでは隠れていた井上の左フックがはっきりと映っている。

 トップランク社は「モンスターが、どれほど素早く、強く着弾したかが未だに信じられない」と添えて2か月半前の衝撃映像に再び脚光を浴びせると、米ファンからは「ボクシング界で最も危険な武器の一つは、イノウエの左フック」「彼はすでにモンスターでまだ全盛期にも至っていない。彼は本物だ」「魅力的だ」「彼がリングに立つのを見られる幸せ」「野獣だ」「ヤバい!」などと注目が集まっている。

 井上は次戦でIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との対戦が浮上している。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集