チェン、歴史的V5へ113.92点で首位発進 米メディア評価「重圧を感じながら任務遂行」
フィギュアスケートの全米選手権は16日(日本時間17日)、男子ショートプログラム(SP)でネイサン・チェンが113.92点の高得点をマーク。五輪連覇の伝説的名手ディック・バトン以来、71年ぶりの5連覇へ首位発進を決めた。米メディアは「プレッシャーを感じながら、任務を遂行した」と高く評価している。
4回転フリップ―3回転トウループ成功、五輪連覇の伝説バトン以来71年ぶり5連覇へ
フィギュアスケートの全米選手権は16日(日本時間17日)、男子ショートプログラム(SP)でネイサン・チェンが113.92点の高得点をマーク。五輪連覇の伝説的名手ディック・バトン以来、71年ぶりの5連覇へ首位発進を決めた。米メディアは「プレッシャーを感じながら、任務を遂行した」と高く評価している。
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3本のジャンプをミスなく決めたチェン。特に、光ったのは後半の連続ジャンプだ。4回フリップ―3回転トウループという高難度の連続ジャンプを着氷。昨年マークした大会歴代最高得点114.13点に迫る高得点をマークし、2位のヴィンセント・ジョウに6点以上の差をつけた。
17年から連覇を続けるチェンが優勝すれば、往年の名手バトン以来、71年ぶりの5連覇となる。バトンといえば、羽生結弦が平昌五輪で66年ぶりに達成した五輪連覇を最後に記録していた人物。そんなレジェンドの大記録に迫った。
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「ネイサン・チェンは全米選手権でいくらかのプレッシャーを感じていたが、任務を遂行した」と重圧に負けなかった精神力を評価。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」も「全米選手権で4度優勝しているチャンピオンは土曜の午後も最高の状態だった」と好調ぶりをレポートした。
歴史的V5へ、17日(同18日)に行われるフリーに挑む。
(THE ANSWER編集部)