GPファイナルは宮原が5位、初出場・樋口は6位 優勝は15歳の新星ザギトワ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは9日に女子フリーが行われ、全日本女王・宮原知子(関大)は213.49点で5位、ショートプログラム(SP)5位の樋口新葉(日本橋女学館高)は202.11点で6位だった。優勝はパーソナルベスト223.30点を叩き出した初出場のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が輝いた。
宮原の演技が終わると会場は大きな拍手に包まれたが…
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは9日に女子フリーが行われ、全日本女王・宮原知子(関大)は213.49点で5位、ショートプログラム(SP)5位の樋口新葉(日本橋女学館高)は202.11点で6位だった。優勝はパーソナルベスト223.30点を叩き出した初出場のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が輝いた。
4.22点差に6人がひしめく大混戦となった今大会。3番目に登場した樋口は紺色の衣装で登場すると、映画「007 スカイフォール」の主題歌に合わせて冒頭のダブルアクセルに成功。その後、ステップや表情で会場を沸かせたが、ジャンプの着氷が乱れる場面が複数回あり、得点は128.85点と伸びず、自身初のGPファイナルは合計202.11点だった。
“大トリ”を飾った宮原は、冒頭の3回転ジャンプを決めるも、続く3回転-3回転の連続ジャンプ、3回転フリップで減点。後半に巻き返し、会場は大きな拍手に包まれたが、合計213.49点の5位で自身3度目の大会を終えた。
<GPファイナル女子最終結果>
1位 223.30点 アリーナ・ザギトワ(ロシア)
2位 216.38点 マリア・ソツコワ(ロシア)
3位 215.15点 ケイトリン・オズモンド(カナダ)
4位 214.65点 カロリーナ・コストナー(イタリア)
5位 213.49点 宮原知子(日本)
6位 202.11点 樋口新葉(日本)
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer