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井上尚弥、評価上げるマロニー戦 米メディア独自表彰で絶賛「長きに渡り最高に…」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、権威ある米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に選出されるなど、世界的に評価を高めている。米メディアが公表した2020年度の独自表彰でも、年間最優秀ファイター部門で次点に選出され「長きに渡り世界最高のファイターになるかもしれない」と称賛されている。

井上尚弥【写真:Mikey Williams/Top Rank】
井上尚弥【写真:Mikey Williams/Top Rank】

米ヤフー選出「年間最優秀ファイター」部門で次点に

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、権威ある米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に選出されるなど、世界的に評価を高めている。米メディアが公表した2020年度の独自表彰でも、年間最優秀ファイター部門で次点に選出され「長きに渡り世界最高のファイターになるかもしれない」と称賛されている。

 米ヤフースポーツは「2020年ベスト ヤフースポーツボクシングアワード」と特集。年間最優秀ファイター、年間最優秀プロスペクト、年間最優秀トレーナー、年間最高試合の4部門を選出しているが、日本勢では唯一「NAOYA INOUE」の名前が年間最優秀ファイター部門に挙がった。

 井上は10月31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスでジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回KO勝ち。勝利を決めた圧巻の右ストレートなどで、海外からも注目を集めた。同メディアは試合に絡めてこう絶賛している。

「バンタム級のチャンピオン、ナオヤ・イノウエは今年1試合しか戦わなかったが、ジェイソン・マロニー相手の勝利は素晴らしいものだった。イノウエは今後、長きに渡り世界最高のファイターになるかもしれない」

 年間最優秀ファイターには、2月にデオンテイ・ワイルダー(米国)との“世紀の再戦”で王座奪還を果たしたWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国)が選出された。井上はライト級4団体統一王者のテオフィモ・ロペス(米国)らとともに次点となったが、その国際的評価は高まる一方のようだ。

(THE ANSWER編集部)


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