羽生結弦が5年ぶり5度目の日本一 大河ドラマ曲で319.36点、世界選手権代表も当確
フィギュアスケートの全日本選手権は26日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だった五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が合計319.36点をマーク。新プログラム「天と地と」を演じ、2015-16シーズン以来、5年ぶり5度目の優勝を果たした。
前日SPが320日ぶり実戦リンク、最終滑走で観客魅了
フィギュアスケートの全日本選手権は26日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だった五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が合計319.36点をマーク。新プログラム「天と地と」を演じ、2015-16シーズン以来、5年ぶり5度目の優勝を果たした。
長野の地で、羽生が日本一の栄誉を掴んだ。宇野昌磨(トヨタ自動車)、鍵山優真(星槎国際高横浜)に続き、24番目の最終滑走で登場。戦国武将・上杉謙信が主役のNHK大河ドラマを基にした新フリー演目で、和テイストの壮大で勇ましい音色が響く中、前日のSPに続いて観客を魅了した。
今大会はSP、フリー共に新プログラムで臨んだ。25日はアップテンポなロックナンバー「Let Me Entertain You」を熱演。黒のレザーパンツに、ゴールドの装飾がなされた黒のジャケット風衣装で登場し、ジャンプはいずれも成功。スピンの1つが無得点とジャッジされたが、それでも103.53点を記録していた。
前日のSPが2月の四大陸選手権以来、320日ぶりの実戦リンクだった。来年3月にスウェーデン・ストックホルムで開催される世界選手権代表も当確。26歳が健在ぶりを見せつけた。
(THE ANSWER編集部)