【名珍場面2020】118kg中国ボクサーの超破壊力 ロープまで吹き飛ばすKOに米驚愕「喧嘩みたいな試合」
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は11月、ボクシングで中国人世界ランカー張志磊(チャン・ツィーレイ)が、ヘビー級マッチでデビン・バルガス(米国)に4回KO勝ちした試合。37歳が放った凄まじい威力の左右のパンチを米メディアが動画で公開すると、現地ファンからは「彼は恐ろしい」「喧嘩みたいな試合」などと反響が集まった。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―11月、中国人ヘビー級ファイターの衝撃KO
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は11月、ボクシングで中国人世界ランカー張志磊(チャン・ツィーレイ)が、ヘビー級マッチでデビン・バルガス(米国)に4回KO勝ちした試合。37歳が放った凄まじい威力の左右のパンチを米メディアが動画で公開すると、現地ファンからは「彼は恐ろしい」「喧嘩みたいな試合」などと反響が集まった。
破壊力抜群だ。張は4回、バルガスの顎に強烈な右フックを入れると、続けて左の一撃も顔面を捉えた。「バシッ、バシッ」と会場に音が響いたパンチで、バルガスは後ろ向きに体勢を崩してダウン。約118キロの巨体から繰り出された攻撃のダメージは大きく、そのまま立ち上がることはできなかった。
実際の動画を米スポーツチャンネル「DAZN」ボクシング専門ツイッターが動画で公開。文面に「BIG BANG ZHANG」とつづって強打を表現。また、米専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者は「張が第4ラウンドに鮮やかな右フックからの左のクロスで、バルガスを片付けた。バルガスは崩れ落ち、膝を負傷」とツイッターで伝えた。
37歳の張は北京五輪で銀メダルを獲得するなど、五輪2大会連続出場。ヘビー級ではWBO11位、IBF15位にランクしており、この勝利で22勝(17KO)無敗となった。動画に対し、米ファンからは「彼は恐ろしいよ。彼をジョシュアの対戦相手にするなんて考えないでくれ」「喧嘩みたいな試合」などとコメントが寄せられていた。
張はロンドン五輪で敗れた世界3団体同級王者アンソニー・ジョシュア(英国)と、プロの舞台での再戦を切望しているようで、英紙によると張は「ことあるごとに、できるだけ早くそれ(リマッチ)を実現して欲しいと言ってきた」と話していたという。
(THE ANSWER編集部)