【名珍場面2020】マクレガー、衝撃40秒殺で病院送り 欧米メディア絶賛「キャリアで最も輝かしい内容」
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は1月、米国の総合格闘技団体「UFC」で40秒TKO勝ちを収めたコナー・マクレガー(アイルランド)だ。驚愕の“肩パンチ”など、相手を試合後に病院送りにする強さを発揮。欧米メディアも「キャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つ」と絶賛していた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―1月、お騒がせ男が“肩パンチ4連発”も披露
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は1月、米国の総合格闘技団体「UFC」で40秒TKO勝ちを収めたコナー・マクレガー(アイルランド)だ。驚愕の“肩パンチ”など、相手を試合後に病院送りにする強さを発揮。欧米メディアも「キャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つ」と絶賛していた。
1年3か月ぶりの復帰戦に登場したマクレガーが、ドナルド・セローニ(米国)に圧勝した。1月の「UFC246」。開始直後、マクレガーは豪快に狙いにいった左ストレートが空振り、セローニにスタンディングで絡まれたが、次の瞬間だ。跳び上がるようにして、左肩を相手の顔面にぶつける。それを2度、3度、そしてもう一発。最後は左膝を見舞うと、セローニは鼻から出血した様子だった。
“肩パンチ”から流れを奪うと、左ハイキックでセローニをぐらつかせ、フェンス際に追い込んで倒した。あとはひたすら左拳を振り下ろし、セローニは防戦一方に。レフェリーが試合を止め、あっという間に試合終了。40秒の秒殺劇だった。
米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは驚きの肩パンチ4連発を動画付きで公開。「ESPN」電子版では「マクレガーが攻め立てるとセローニの体が揺らいだ。セローニは膝から崩れ落ち、マクレガーはレフェリーが止めるまで猛攻を続けた」と戦いぶりを伝えていた。記事では、セローニは頭部の負傷への検査のため病院へ向かったとされていた。
アイルランド出身のマクレガーとあって欧州でも高い関心を呼んでいたようだ。英公共放送「BBC」は「コナー・マクレガー、ドナルド・セローニに40秒勝利」との見出しで伝え、記事では「31歳のマクレガーが、彼のキャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つを見せ、トップに踊り出た」とキャリアNo.1級の内容と絶賛していた。
マクレガーは6月に3度目の引退を表明していたが、来年1月23日の「UFC257」で、元ライト級暫定王者ダスティン・ポイエーと対戦するとUFCが11月に発表している。お騒がせ男の1年ぶりの試合に注目が集まりそうだ。
(THE ANSWER編集部)