渋野日向子、4位も“意地のバーディー締め”に米識者賛辞「素晴らしい精神力だ」
女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で回り、通算1アンダーで2打差の4位に終わった。日本人初の海外メジャー2勝目はならなかったものの、米識者は「素晴らしい精神力だ」と日本の22歳に賛辞を送っている。
全米女子オープン最終ラウンド、渋野は通算1アンダーで4位に
女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で回り、通算1アンダーで2打差の4位に終わった。日本人初の海外メジャー2勝目はならなかったものの、米識者は「素晴らしい精神力だ」と日本の22歳に賛辞を送っている。
渋野は最後まで戦い抜いた。首位には届かないとわかっていた最後の1打。ロングパットを沈めて意地のバーディーを奪ってみせた。優勝したキム・イェリム(韓国)に2打差の4位。海外メジャー2勝目はならなかったものの、第2日から首位を走り、優勝争いを盛り上げた。
最終グリーン周りで関係者から拍手を浴びた。戦いぶりに米メディアも反応。米専門局「ゴルフチャンネル」でリポーターを務めるリッチ・ラーナー氏は、ツイッターで「シブノとオルソンは優勝しなかったものの、18番でバーディーを決めたことで、素晴らしい精神力で挑んだ圧巻の優勝争いだったことを示した」と称えた。
1打差の2位で出たエイミー・オルソン(米国)も最終18番でバーディー。2位に終わり、優勝には届かなかった。それでも、渋野とともに最終組で戦い抜いた姿に対し、米識者は感銘を受けたようだ。
(THE ANSWER編集部)