中谷正義、2度ダウンからの“大逆転まとめ動画”に米興奮「タフなジャパニーズだ」
ボクシングのWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦が12日(日本時間13日)、米ラスベガスで行われ、WBO世界同級14位の中谷正義(帝拳)が同級12位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に9回1分45秒KO勝ち。2度のダウンを奪われながら、最後は強烈な右ストレートで大逆転を演じ、1年5か月ぶりの復帰戦を飾った。試合を主催したトップランク社は一連の“大逆転まとめ動画”を公開。米ファンは「俺はナカタニの大ファンになった」「タフなジャパニーズだ」と興奮している。
聖地ベガスで演じた大逆転KO、トップランク社が一連のシーンを公開
ボクシングのWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦が12日(日本時間13日)、米ラスベガスで行われ、WBO世界同級14位の中谷正義(帝拳)が同級12位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に9回1分45秒KO勝ち。2度のダウンを奪われながら、最後は強烈な右ストレートで大逆転を演じ、1年5か月ぶりの復帰戦を飾った。試合を主催したトップランク社は一連の“大逆転まとめ動画”を公開。米ファンは「俺はナカタニの大ファンになった」「タフなジャパニーズだ」と興奮している。
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日本から声援を送ったファンの興奮も甦ってくる。トップランク社が公開したのは大逆転まとめ動画だ。初回、中谷は強烈な右ストレートを食らい、ロープ際まで飛ばされた。4回には打ち合いで右ストレートを顔面に被弾。膝をリングについた。もうダメか……。多くのファンが覚悟したが、驚きの幕切れは9回にやってきた。
1分20秒、相打ちで放った左ジャブでダウンを奪うと、一気に勢いに乗った。再開後に一気に距離を詰めると、強烈な右ストレートを一閃。顔面を捉えられたベルデホはリングに突っ伏すようにうつ伏せに倒れた。審判はノーカウントで試合をストップ。鮮烈な逆転KOとなった。実況席は大興奮となり、45秒の映像は中谷がリング上で右手を挙げ、勝ち名乗りを受けるシーンで終わっている。
印象的な4つのシーンを公開した投稿では「あなたに『年間最高試合』の再考の余地があるなら、12月ギリギリだが、昨夜のマサヨシ・ナカタニとフェリックス・ベルデホの素晴らしく価値のある試合を候補に挙げてくれることを願う。なんというダウンからのカムバック」と記し、「年間最高試合」の候補に入れてほしいとまで称賛した。
動画を見た米ファンからも「俺はナカタニの大ファンになった」「死からの帰還」「現実離れした殴り合いだった」「タフなジャパニーズだ」「ナカタニはボロボロだったが凄かった」「メインイベントより良かった!」「素晴らしいファイトでした」とまたも興奮した様子。一度は引退を表明し、1年5か月ぶりに帰ってきたリングで演じた大逆転劇の余韻は未だ冷めない。
(THE ANSWER編集部)