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耐えた渋野日向子、日本人初メジャーV2王手 海外称賛「最大の試練クリアした」

女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープン第3日が12日(日本時間13日)、米テキサス州チャンピオンズGCで行われ、3打差の単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は1バーディー、4ボギーの74で回り、通算4アンダーの単独首位でホールアウト。2位のエイミー・オルソン(米国)に、1打差をつけた。日本人初のメジャー2勝目に王手をかけた全英女王を海外メディアも称賛している。

通算4アンダーで単独首位をキープした渋野日向子【写真:AP】
通算4アンダーで単独首位をキープした渋野日向子【写真:AP】

74でスコア落とすも2位に1打差をつけて最終日へ

 女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープン第3日が12日(日本時間13日)、米テキサス州チャンピオンズGCで行われ、3打差の単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は1バーディー、4ボギーの74で回り、通算4アンダーの単独首位でホールアウト。2位のエイミー・オルソン(米国)に、1打差をつけた。日本人初のメジャー2勝目に王手をかけた全英女王を海外メディアも称賛している。

 我慢のゴルフで渋野が首位を守った。この日は前日に降った雨の影響でボールに泥がつく場面もあり、ピン位置も難しくなった。上位の多くがスコアを崩す中、全英オープン女王は4つのボギーを記録したものの、大叩きすることなくホールアウト。54ホールを終え、2位に1打差をつけ、堂々の単独首位で運命の最終日に臨むことになった。

 AP通信は「シブノ、最大の試練をクリア、全米オープン首位をキープ」と見出しを打って特集。「ヒナコ・シブノが土曜日、伝統の全米女子オープンで最大の試練をクリア。3オーバーの74で首位をキープし、最もタフなコースとされるチャンピオンズGCのファイナルラウンドへと臨む」。このように記し、ムービング・サタデーを乗り切った粘りを称えた。

 また、米放送局「MSGネットワーク」でスポーツ実況を務めるジェフ・エイセンバンド氏は、自身のツイッターで「ヒナコ・シブノはライジング・スターだ。彼女を倒すのは難しくなる」とした。一方で「しかし、飛距離を出せるタレントが何人もいる。エキサイティングな日曜日になるだろう!」とも付け加え、魅力的な最終ラウンドを期待した。

 勝てば、全英女子オープンに続き海外メジャー2勝目。日本人初の快挙となる。苦しんだ2020年シーズンの締めくくりに歴史的偉業を目指す。

(THE ANSWER編集部)


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