田中希実「私はどの種目でも強くなりたい」 5000m五輪内定で決意「責任持って走る」
五輪内定でさらに高まる向上心「去年より今年、今年より来年」
昨秋のドーハ世界陸上5000メートルで自己ベスト15分0秒01をマーク。今季は7月に3000メートルで2002年の福士加代子を、8月に1500メートルで06年の小林祐梨子を上回る日本新記録を叩き出していた。5000メートル以外の種目で五輪代表を狙うかどうかは決めていないが、今後はどの種目とも幅広く向き合い、5000メートルの強化に繋げていく。
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「もっと堂々と5000メートルを走りこなせる選手になりたいという思いが昨日で強くなった。私はどの種目でも強くなりたい。去年より今年、今年より来年という取り組みをずっと続けていく。来年、最大限の力をつけて臨めたら。それだけ準備期間が長くなるので、今よりも強くなって臨める」
会見では、ライバルとしてともに戦ってきた選手たちの努力や心の葛藤にも思いを馳せながら「だからこそ、責任を持って次からも頑張りたい」と日の丸を背負うランナーとして強い決意を滲ませた。
(THE ANSWER編集部)