アーモンドアイの「引退が惜しい」 有終の美にネット感動「こんな馬もう出ない…」
競馬のG1ジャパンカップ(東京・芝2400メートル)は29日、クリストフ・ルメール騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝5、美浦・国枝)がコントレイル、デアリングタクトの牡牝の無敗の3冠馬を封じ込め優勝。史上初めて3冠馬3頭が揃う“世紀の一戦”を制し、有終の美を飾った。
“世紀の一戦”でライバル寄せ付けず、G1・9勝目
競馬のG1ジャパンカップ(東京・芝2400メートル)は29日、クリストフ・ルメール騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝5、美浦・国枝)がコントレイル、デアリングタクトの牡牝の無敗の3冠馬を封じ込めて優勝。史上初めて3冠馬3頭が揃う“世紀の一戦”を制し、有終の美を飾った。
もうレースを見られないのが残念でならない。2番枠から前目につけたアーモンドアイ。好位でレースを進めて直線へ。大逃げを打ったキセキはまだはるか前だ。手綱を取るルメールはじわじわと芝コンディションのいい外へと進路を切り替えた。
馬場の中ほどに持ち出すと、前を飲み込んでいく。残り150メートルで一気に先頭に立ち、外から追い込んできたコントレイルの追撃を封じ込めた。ルメールはガッツポーズし、さらに投げキッス。アーモンドアイの頭をポンポンと叩き、愛馬を労った。
競馬史に残る一戦を制した女傑。最後の雄姿にネット上のファンからは「素晴らしいの一言」「最高のレースをありがとう」「引退が惜しい」「こんな馬もう出ないのでは…」「ルメールの騎乗も完璧」「馬券外しても納得のレースってあります?」などと絶賛の声が相次いでいた。
この一戦を最後に繁殖入りするアーモンドアイ。G1・9勝目で優勝賞金3億円を獲得し、歴代の総獲得賞金でも1位に浮上した。
(THE ANSWER編集部)