原英莉花、メジャー2連勝へ単独首位 渋野日向子と同組対決へ「最終戦で気合が入る」
女子ゴルフの国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは26日、宮崎CC(6543ヤード、パー72)で開幕した。1998年度生まれの黄金世代・原英莉花(日本通運)が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで単独首位発進。10月の日本女子オープンに続く国内メジャー2勝目、ツアー通算3勝目へ好スタートを切った。
国内ツアー最終戦が開幕、単独首位・原英莉花が2位・渋野日向子とV争い
女子ゴルフの国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは26日、宮崎CC(6543ヤード、パー72)で開幕した。1998年度生まれの黄金世代・原英莉花(日本通運)が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで単独首位発進。10月の日本女子オープンに続く国内メジャー2勝目、ツアー通算3勝目へ好スタートを切った。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
原が絶好の位置で初日を終えた。582ヤードの2番パー5。残り110ヤードの第3打をピッチングウェッジで入れてイーグルを奪った。「私は入ったと思っていなくて、オーバーしたと思っていました。キャディーさんが『入った、入った』と言ってましたが、『ん?』とわからなかった」と苦笑い。それでもスーパーショットで勢いに乗り、5アンダーで単独トップだ。
「序盤でイーグルが出て、凄くいい流れでプレーできた。でも、なかなかパーオンせずにアプローチで凌いでパーが多い。終始、集中力を途切れさせずにできてよかったです。最終戦ですし、自分の中でも気合が入っているのが大きい。何より楽しんでやれているし、イライラせずにできている」
ラウンド後のオンライン会見でこう振り返った21歳。前週の大王製紙エリエールレディスは初日終了後に右膝痛で途中棄権した。しかし、鍼灸師の治療を受けて今大会を迎え「大丈夫でした」と回復ぶりを強調。ショットは自分が思い切り打てる距離ではない場面が多く、ばらつきが見られたが「アプローチがかなり好感触。それが維持できたら明日からもいいスコアになるかな」とショートゲームに自信を見せた。
1打差の2位には同じ黄金世代の渋野日向子(サントリー)がつけた。今大会は2人1組の2サム方式。第2日の渋野とのラウンドへ「2サムは好きなので、その試合を楽しめたらなと思います」とウキウキ。「今週のコースは練習ラウンドでも好感触だった。メジャータイトルという思いは大きいし、気合は入っているけど、コースに対してのプレーをすればまたいいプレーができると思います」とメジャー2連勝を狙う。
(THE ANSWER編集部)