20歳タイソンが王者の足をプルプル状態にした衝撃KO 米メディア「アリの復讐のよう」
「ヘビー級ボクシングの新時代の幕開けになった」
こう記した記事では「タイソンにとってのヒーロー、モハメド・アリはその5年前にバービックに敗れて引退をしていた。タイソンがリングで見せたダイナミックで素早く、パワフルな動きはその復讐のようであった」と表現。さらに、その勝利の価値も伝えている。
「1986年11月22日のこの勝利は驚くべきものであった。しかし、もっと重要な意味を持つのはヘビー級のボクシングの新時代の幕開けということであり、タイソンが米国、そして世界中のスポーツ界で最大のスターになるまでの2年間の旅の始まりであったということだ」
今回のエキシビションマッチ6日前の22日にちょうど34年が経ち、複数の海外メディアが当時の映像を紹介。「トレバー・バービックをKOし、彼の足をゼリーのようにプルプル状態にした」など、そのセンセーショナルなKOシーンをクローズアップしていた。
なお、今回の「記憶に残る試合5選」では「史上最年少ヘビー級王者」のほかに88年のマイケル・スピンクス(米国)戦の91秒KO勝ち、90年のジェームス・ダグラス(米国)のまさかのKO負け、97年のイベンダー・ホリフィールド(米国)との第2戦の耳噛み失格、02年のレノックス・ルイス(英国)戦の放映で歴史的売上というトピックが挙げられている。
(THE ANSWER編集部)