宮原、樋口、三原、真凜… 五輪切符は誰に? 全日本選手権女子エントリー30人発表
日本スケート連盟は28日、フィギュアスケートの全日本選手権(12月21日から4日間・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の女子エントリー選手30人を発表した。
平昌五輪出場権をかけた日本一決戦に注目の30人集結…紀平ら新世代の躍進も注目?
日本スケート連盟は28日、フィギュアスケートの全日本選手権(12月21日から4日間・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の女子エントリー選手30人を発表した。
わずか2枠しかない平昌五輪の出場権。狭き門を巡り、戦いを繰り広げる30人が発表された。有力候補は4連覇を狙う宮原知子(関大)だ。故障から復帰し、グランプリ(GP)シリーズ・スケートアメリカで復活V。樋口新葉(日本女学館高)は日本勢で唯一、GPファイナル進出を決め、成長著しい。2人に続き、昨年は3位で表彰台に立った三原舞依(シスメックス)も健在だ。
今季、シニアデビューで話題を集めてきた本田真凜も出場。今季初戦のUSクラシックで鮮烈な優勝を飾ったが、GPシリーズは2戦ともに5位。しかし、持ち前の大舞台の強さを発揮し、「それは常に強く思ってきた」という平昌五輪の権利獲りを狙う。また、急上昇中の坂本花織(シスメックス)、白岩優奈(関大KFSC)、本郷理華(邦和スポーツランド)も出場する。
ほかにも、年齢制限で平昌五輪に出場できないが、前週の全日本ジュニアでトリプルアクセルを2本決めて優勝した紀平梨花(関大KFSC)ら、将来が楽しみな選手も名を連ねている。果たして、全日本女王の座は誰に輝き、平昌五輪の切符はどうなるのか。この30人によって、白熱の戦いが繰り広げられる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer