タイソン、王者の足をプルプル状態にした衝撃KOに甦る戦慄「これが34年前なんて…」
ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。日ごとに注目が高まる54歳のヘビー級レジェンドだが、22日(同23日)は1986年に20歳で初めて世界タイトルを獲得し、ヘビー級史上最年少王者となった日。英メディアは若かりしタイソンがWBC王者トレバー・バービック(カナダ)を左フックで2回KO勝ちした当時の動画を公開すると「若いタイソンは異次元の獣だ」「今のボクサーは全盛期のマイク・タイソンに勝てない」と戦慄が甦っている。
ヘビー級史上最年少王者達成から34年、英メディアが当時のKOシーン公開
ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。日ごとに注目が高まる54歳のヘビー級レジェンドだが、22日(同23日)は1986年に20歳で初めて世界タイトルを獲得し、ヘビー級史上最年少王者となった日。英メディアは若かりしタイソンがWBC王者トレバー・バービック(カナダ)を左フックで2回KO勝ちした当時の動画を公開すると「若いタイソンは異次元の獣だ」「今のボクサーは全盛期のマイク・タイソンに勝てない」と戦慄が甦っている。
この頃からタイソンは凄かった。英放送局「BTスポーツ」ボクシング版公式ツイッターが公開したのは56秒の動画。大観衆が見守るリング上、タイソンは王者バービックに対し、接近戦で豪快な右ボディーからアッパーを連打し、距離ができた。その次の瞬間だ。左フックがバービックの顔面に炸裂。ここから、さらにセンセーショナルなシーンが待っていた。
仰向けに倒れたバービックはなんとか立ち上がったが、足がフラフラで再びロープ際に倒れ込んだ。ロープを掴んで立ち上がるが、またも倒れる。顔は必死の形相だが、体がついてこない。さらにもう一度立ち上がったが、足元はおぼつかず。これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止め、タイソンのTKO勝ち。これが20歳5か月というヘビー級史上最年少王者誕生の瞬間となった。
18歳でプロデビューし、27連勝で挑んだ初の世界タイトル戦。伝説の幕開けとなった試合について、投稿では「34年前の今日、マイク・タイソンが史上最年少のヘビー級王者に。トレバー・バービックをKOし、彼の足をゼリーのようにプルプル状態にした」と紹介。貴重な映像を目の当たりにしたボクシングファンにも戦慄が走っている。
コメント欄には「史上最高だ!!」「忘れもしない」「彼は凄い野獣だった」「若いタイソンは異次元の獣だ」「今のボクサーは全盛期のマイク・タイソンに勝てない」「これが34年前なんて信じられない」「34年後、今はタイソンの試合週間だ!」などの声が続々。今週末には54歳となったタイソンがリングに上がるが、当時の姿を思い返し、ファンのムードも高まっている。
(THE ANSWER編集部)