井上尚弥前座で疑惑の判定 五輪金メダリストが辛勝も…米記者辛辣「馬鹿げている」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦する。同興行のアンダーカードにリオ五輪金メダリストのロブソン・コンセイソン(ブラジル)が登場。死闘の末、ダウンを奪われながらも僅差の判定勝ち。デビューからの連勝を15(7KO)としたが、米記者からは判定へのブーイングが上がっている。
リオの金メダリスト・コンセイソンがダウン奪われながらも判定勝ち
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦する。同興行のアンダーカードにリオ五輪金メダリストのロブソン・コンセイソン(ブラジル)が登場。死闘の末、ダウンを奪われながらも僅差の判定勝ち。デビューからの連勝を15(7KO)としたが、米記者からは判定へのブーイングが上がっている。
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アンダーカードでも熱い戦いが繰り広げられた。スーパーフェザー級10回戦に登場したコンセイソンだったが、まさかの苦戦を強いられた。2ラウンド、不用意に右のガードが下がったところルイス・コリア(米国)の左を被弾。ダメージは大きかったようで、ふらつきキャンバスに尻餅をついた。
先にダウンを奪われる苦しい展開だったが、ここから盛り返すコンセイソン。7回にはリング中央で足を止めて激しい打ち合いを展開。10回を戦い抜き、判定で自身の手が挙がると跪いて歓喜した。
ジャッジ3人の判定は94-93が1人と95-92が2人。僅差の判定だったが、試合中にはコンセイソンのローブローもあったようで、現地の記者からは異論が上がっている。
米スポーツ専門局「ESPN」のスティーブ・キム記者は「強く反対。ルイス・コリアはロブソン・コンセイソンに勝ったと思った」と断言すれば、米放送局「FOX」のマーク・オルテガ記者も「ルイス・コリアはロブソン・コンセイソンとの対戦で詐欺によって負けた。接戦だとは思ったが、コリアに分があった。2人が95-92、1人が94-93でコンセイソンとしたのは馬鹿げている」と辛辣に指摘している。
(THE ANSWER編集部)