樋口久子・三菱電機レディース第2日

　女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディースの第2日が31日、埼玉・武蔵丘GC（6585ヤード、パー72）にて無観客で開催された。32位で出た渋野日向子（サントリー）は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77で回って通算5オーバー。ホールアウト時点では、50位以内の予選通過ラインまで3打差の暫定69位となり、6月以来となる国内ツアー復帰戦は予選通過が絶望的となっている。暫定首位は6アンダーの勝みなみ。

　初日は160ヤードの8番パー3でホールインワンを達成したが、この日はダボ2つの大荒れだった。ホールインワンはアマチュア時代の3度を含めて自身5度目だったが、過去4度はいずれも予選落ち。またも決勝ラウンドに進めず、ホールアウト後のインタビューでは「悔しいです。めちゃくちゃ」と苦笑いしつつ「情けないの一言」と悔しさを露わにした。

「やっぱり調子が上がってきていただけに、予選通過したいという気持ちが強かった。この結果に関しては受け入れたくないくらいの結果なんですけど、これが結果なので、ちょっと時間をかけて受け止めます」

　2日間を通じてパットに課題が残った。「ショットに関してはちょっとずつよくなっている。その分、グリーン周りのミスが凄い目立ってしまった、パットに関してもいいところなしだったので、そこをどうにかしていかないと、ショットだけではどうにもならないとわかった。まだ4試合あるので頑張って気持ちを切り替えたい」と必死に前を向いた。