渋野日向子、ホールインワン達成も苦笑いのワケ「持ってるって言いたいんですけど…」
女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディースが30日、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)にて開幕。6月以来となる国内ツアー復帰となった渋野日向子(サントリー)は、8番パー3で自身プロ2度目のホールインワンを達成するなど1イーグル、1バーディー、3ボギー。首位と5打差のイーブンパー、32位タイで初日を終えた。
樋口久子・三菱電機レディース初日
女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディースが30日、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)にて開幕。6月以来となる国内ツアー復帰となった渋野日向子(サントリー)は、8番パー3で自身プロ2度目のホールインワンを達成するなど1イーグル、1バーディー、3ボギー。首位と5打差のイーブンパー、32位タイで初日を終えた。
国内復帰戦で渋野が魅せた。160ヤードの8番パー3だ。8番アイアンで放ったティーショットはピン手前に落ちると、そのまま転がってカップイン。ホールインワンとなった。これには本人も手で口を覆って「えぇ!!」と驚きの表情。キャディーと肘タッチをかわして笑顔も見せた。
無観客試合だったため、渋野にもカップインの音がしっかりと聞こえていた。試合後、オンライン会見で「あの音が聞こえたということは入ったよなと」と振り返った21歳には、ホールインワンに“悪いジンクス”があるようだ。
アマ時代に3回、プロでは2018年のアース・モンダミンカップでエースを達成しているが、すべての試合で予選落ちしているという。「いいことないですね」と苦笑い。この日は前半3アンダーで回ったものの、後半に短いパーパットを3つ外してスコアを落とした。「持ってるって言いたいんですけど、終わってみての内容ですよね」と反省を口にした。
ショットには手ごたえを感じながらも、パッティングを2日目以降の課題に挙げた渋野。「さすがに今回は予選通過したいですし、今日もアンダーで回れる要素はたくさんあった。ショットの感じは悪くないので、パー5でバーディーを取ってアンダーで回れるように」と語った。
渋野は8月の全英女子オープンに出場した後は米国に渡り、9月のANAインスピレーション、10月の全米女子プロ選手権と欧米を転戦。6月の開幕戦アース・モンダミンカップ以来、4か月ぶりの国内ツアー復帰戦だった。「スタートホール、ティーショット、震えましたね」と久々の日本の試合を振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)