井上尚弥に高まる本場の期待 4団体統一へ米記者が「彼の才能は関係ない」と話すワケ
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、31日(日本時間11月1日、米ラスベガスでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦する。1年ぶりの試合に臨むモンスターには本場・米国メディアからも熱い視線が注がれているが、現地中継局の「ESPN」は井上の今後の可能性を探っている。
「イノウエは本物か」中継局のESPNが探る今後の可能性
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦する。1年ぶりの試合に臨むモンスターには本場・米国メディアからも熱い視線が注がれているが、現地中継局の「ESPN」は井上の今後の可能性を探っている。
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3年ぶりの米国上陸、ラスベガスでのデビュー戦が目前に迫る井上について特集したのは米スポーツ専門局「ESPN」電子版。「リアルかそうでないか、ナオヤ・イノウエはバンタム級のベルトを統一できるだろうか?」とのタイトルで報じている。
記事のテーマは「ナオヤ・イノウエは2021年に誰もが認めるバンタム級王者になれるだろうか?」というもの。これにESPNのボクシング専門記者ベン・ベイビー氏が持論を展開している。
「リアルだ。間違いなく、ナオヤ・イノウエは118ポンド(バンタム級)で世界最強の選手だ。イノウエの凄さは2019年のノニト・ドネア戦において、全てが詰まっていた。イノウエは4つの主要ベルトのうち、2つを保持している。現在はジョンリエル・カシメロとノルディ・ウーバーリが、イノウエが異論なき王者になることを阻止している形だ」
井上を文句なくバンタム級最強と認めた上で、12月に開催されるウーバーリ―ドネアのWBC同級タイトルマッチの勝者との統一戦の可能性も認めている。