井上尚弥はPFP4位 米メディア独自選定でロペスは3位急浮上、ロマチェンコは7位転落
各メディアが独自に選定するボクシングで全階級のボクサーを格付けしたランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」に動きがあった。17日(日本時間18日)に元世界ライト級3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)との4団体統一戦で判定負け。最も権威ある専門誌「ザ・リング」のPFPが世界的に最も浸透しているが、米専門メディア「ワールドボクシングニュース」は独自選定した最新ランクを発表している。
米専門メデイア「ワールドボクシングニュース」が最新PFP発表
各メディアが独自に選定するボクシングで全階級のボクサーを格付けしたランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」に動きがあった。17日(日本時間18日)に元世界ライト級3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)との4団体統一戦で判定負け。最も権威ある専門誌「ザ・リング」のPFPが世界的に最も浸透しているが、米専門メディア「ワールドボクシングニュース」は独自選定した最新ランクを発表している。
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同メディアは「テオフィモ・ロペスの勝利に伴い、新たなパウンド・フォー・パウンドランキングを公表」と記事を掲載。独自選定でPFP2位にいたロマチェンコが7位に降格する一方、下馬場を覆したロペスが3位に急上昇した。4位のWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)を抜くジャンプアップだ。
記事では「ロペスの衝撃以前、ロマチェンコは格付けで2位だった。今や7位に転落した。ロペスに関しては、ブルックリン出身のパンチャーはヘビー級王者タイソン・フューリーのすぐ下に鎮座した」と報じている。1位はカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)で変わらず。2位のロマチェンコが下がり、フューリーが2位、最年少で4団体制覇を果たしたロペスが3位にそれぞれ順位を上げた。
リング誌のPFPが世界的に最も浸透しているが、ワールドボクシングニュースではロペスの勝利が評価されたようだ。ちなみに元世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)は14位、4階級制覇王者・井岡一翔(Ambition GYM)は16位。5位以降は下記の通りとなっている。
5位、エロール・スペンスJr.(米国)
6位、マニー・パッキャオ(フィリピン)
7位、ロマチェンコ
8位、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)
9位、テレンス・クロフォード(米国)
10位、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
(THE ANSWER編集部)