井上尚弥を3年前に視察 マロニーの過去に母国メディア注目「リングサイドにいた」
ボクシングのWBO世界バンタム級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)が、3年前に“モンスター視察”をしていたことが明らかとなった。31日(日本時間11月1日)にWBAスーパー&IBF世界同級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦予定だが、2017年9月の井上対アントニオ・ニエベス(米国)の世界戦をリングサイドで観戦していたという。豪メディアが報じている。
井上尚弥VSニエベスを見ていた、マロニーに豪注目
ボクシングのWBO世界バンタム級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)が、3年前に“モンスター視察”をしていたことが明らかとなった。31日(日本時間11月1日)にWBAスーパー&IBF世界同級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦予定だが、2017年9月の井上対アントニオ・ニエベス(米国)の世界戦をリングサイドで観戦していたという。豪メディアが報じている。
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井上はスーパーフライ級時代の17年9月、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われた軽量級の祭典「SUPER FLY」で、WBO同級7位だったニエベスと対戦。6回終了時の相手の棄権でTKO勝ちを収めたが、ニエベスに膝を着かせた5回の左ボディーは地元メディアから「崇高なボディー」と称賛されている。
豪ボクシング専門メディア「Aus-Boxing.com」の公式ツイッターでは井上対ニエベス戦のハイライト動画を紹介。「このファイトがジェイソン・マロニーにとって全ての始まりだった。オーストラリア人がリングサイドから視察する中、ナオヤ・イノウエは米国デビュー戦で勇敢なるアントニオ・ニエベスに鉄槌を下した」と報じている。
マロニーは当時からバンタム級とスーパーバンタム級を主戦場にしていたが、スーパーフライ級時代のモンスターの米デビュー戦を視察していたという。ニエベス戦こそがモンスターとの激突の第一歩だったと、同メディアは伝えている。完敗したニエベスについては、無敗王者の井上に立ち向かった姿勢を「勇敢」と改めて称賛されている。
一方、井上もマロニーが判定負けした18年10月のエマヌエル・ロドリゲス戦をラスベガスのリングサイドで観戦していた。時間が経ったとはいえ、互いに仕入れたイメージはリング上でどう影響するのだろうか。
(THE ANSWER編集部)