宇野昌磨、“王者たちの異常”で米脚光「疑いなく、NO1になる存在」
「ベビーフェイスの19歳はその振る舞いから、運動能力を誤解させている」
しかし、“王者たちの異常”により、新しい世代の旗手が躍進を迎えることになるかもしれない。
記事では「今年の秋はこの後、男子スケーターの新世代にとって(台頭の)チャンスとなる」と指摘した上で「それは今週末のウノに始まる。小柄で、物腰柔らかで、ベビーフェイスの19歳はその振る舞いから、運動能力を誤解させている」と宇野を評価している。
4月の世界選手権で羽生と3点差の2位に入った宇野の実績も実力も疑いの余地はない。「昨季、世界で2番目に優秀だったウノは疑いなくこの秋のNO1になる存在だ。彼は今季、300点の壁を破った唯一の人間なのだ」と称賛。9月のロンバルディア杯(319.84点)、10月のスケートカナダ(301.10点)と圧倒的なスコアで優勝した充実ぶりを紹介している。
羽生はNHK杯前日練習の着氷時に右足首を故障。治療とリハビリに専念しているが、王者不在の間、世界の男子フィギュア界を牽引する存在として、宇野への期待の声が高まりを見せている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer