井上尚弥は「ハラダと同格」 マロニーが“豪州3人目”偉業狙う「歴史は繰り返す」
下馬評では井上有利も「ゾクゾクするね」
「イノウエはハラダと同格だ」と評価するマロニーは、「そういう歴史を築けるとなればゾクゾクするね。ローズとファメションは、俺がしようとしていることを成し遂げた」と約半世紀前の“再現”に燃えている。
下馬評では井上が有利とされているが、それすらプラスにとらえているようだ。29歳は「ローズだって1968年に日本に渡った際には勝ち目はないとみられていて、今年俺がしようとしていることをやったのさ。そういう機会を手にするためにラスベガスへ行く。そして、この競技の歴史は繰り返されるんだ」と鼻息が荒い。
本来、井上はWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を予定していたが、それが流れたことにより、回ってきた千載一遇のチャンス。すでに「噛ませ犬の状態を楽しんでいる」と海外メディアに語っていたマロニーは、今月29日に米国入りする意向も語っている。
(THE ANSWER編集部)