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“プロ初V”古江彩佳は3日間ボギーなし 20歳の安定感を裏付ける2つのトップ項目とは

女子ゴルフの国内ツアー、デサントレディース東海クラシック最終日が20日、新南愛知CC美浜C(6456ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位で出たプラチナ世代の古江彩佳(フリー)は68で回り、通算15アンダー。東浩子(加賀電子)とのプレーオフを制し、プロ転向後、初優勝を成し遂げた。3日間ボギーなしで終えた20歳は「リカバリー率は少しは上がったかな」と安定感あるプレーについて語った。

3日間を通した安定感あるプレーでプロ転向後初優勝を飾った古江彩佳【写真:Getty Images】
3日間を通した安定感あるプレーでプロ転向後初優勝を飾った古江彩佳【写真:Getty Images】

デサントレディース東海クラシック、プロ転向後の初優勝

 女子ゴルフの国内ツアー、デサントレディース東海クラシック最終日が20日、新南愛知CC美浜C(6456ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位で出たプラチナ世代の古江彩佳(フリー)は68で回り、通算15アンダー。東浩子(加賀電子)とのプレーオフを制し、プロ転向後、初優勝を成し遂げた。3日間ボギーなしで終えた20歳は「リカバリー率は少しは上がったかな」と安定感あるプレーについて語った。

 スコアを落とさない。初日から3日間を通じてボギーなし。最終日、ホールアウト後のオンライン会見では「(ボギーを)打つ時は打ちます(笑)」と話したが、「アプローチもある程度寄ってくれたり、今回は3メートルくらいのパーパットもあったんですけど、しっかり決めることができたからボギーも打たなかったのかなと思います」と自己分析した。

 今大会終了時点で、リカバリー率が77.17%、パーセーブ率が92.69%といずれも1位。「グリーンを落としたときのリカバリー率は少しは上がったかなと思います」と口にするように、オフで重点的にスキルを磨いた成果が出ている。

 試合の期間中はゲン担ぎをするタイプで、今大会は開幕前日と2日目にトンカツを食べた。一方で「トリ」は食べない。古江の中での“決まり事”が平常心を保つ一因となっているのかもしれない。

 次戦は10月の国内メジャー・日本女子オープン。「大きい大会、メジャーな大会を頑張りたいのはあるが、まずは予選通過をして、自分のプレーをして楽しく行ければ良いなと思う。後半になって、緊張してしまったのが悔いに残るので、そういう部分を活かして、経験して変えていけたらなと」。2000年度生まれの「プラチナ世代」の20歳。安定感ある古江のプレーから目が離せない。

(THE ANSWER編集部)


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