16歳トルソワは3Aも習得間近 皇帝は努力に感嘆「練習を止めなければならないほど」
フィギュアスケートの16歳アレクサンドラ・トルソワは、新たに師事することになったトリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏(ともにロシア)のもとで順調に練習をこなし、新シーズンに備えている。13日にはテストスケートに登場し、フリーでは4回転ジャンプを着氷。順調な仕上がりを見せるトルソワに対して、プルシェンコ氏はさらなる4回転ジャンプの投入を示唆している。ロシアフィギュアスケート連盟の公式サイトがインタビューを掲載している。
プルシェンコ氏が指導するトルソワについて言及
フィギュアスケートの16歳アレクサンドラ・トルソワは、新たに師事することになったトリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏(ともにロシア)のもとで順調に練習をこなし、新シーズンに備えている。13日にはテストスケートに登場し、フリーでは4回転ジャンプを着氷。順調な仕上がりを見せるトルソワに対して、プルシェンコ氏はさらなる4回転ジャンプの投入を示唆している。ロシアフィギュアスケート連盟の公式サイトがインタビューを掲載している。
プルシェンコ氏は大きな期待をトルソワにかけている。テストスケートでは4回転ルッツで転倒したが、コンビネーションを含む2本の4回転トウループを成功させた。
同氏はトルソワについて「エレメンツに関してはよく考えます。テストスケートでは物事を急ぐ必要はありませんでした。フリーではサーシャ(トルソワの愛称)は今のところ3度、4回転ジャンプを跳ぶ計画です。トウループを2度とルッツを1度。今後、彼女はサルコーを跳ぶ準備をします。しかしより自信を持ったスタートをする必要があります。3回転アクセルも練習しています。このジャンプはもう跳べようかというところまできています。サーシャ自身もそれを身につけたいと思っていますね。すべてうまくいくように期待しています」と明かしている。
3本の4回転だけでなく、将来的にはサルコーの投入を視野に入れており、また3回転アクセルも完成間近な様子だ。
またプルシェンコ氏はトルソワの練習に対する姿勢も高く評価。「サーシャはとても多く練習します。1時間半の氷の上の練習が2回と、追加で他のグループでトレーニングしスケーティングやスピンを練習しています。重要なのは、彼女が、それが必要だと分かっていることです」と話している。