大坂なおみ、完全復活Vで世界ランク3位浮上が確定 トップ3入りは1月以来
テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。この勝利により14日に発表される世界ランクは3位まで浮上することが確定した。トップ3入りは今年1月2週以来、12週ぶり(新型コロナ禍による中断期間は除く)。
9位から6ランク浮上、再び世界のトップへ
テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。この勝利により14日に発表される世界ランクは3位まで浮上することが確定した。トップ3入りは今年1月2週以来、12週ぶり(新型コロナ禍による中断期間は除く)。
最後は力強いショットで決めた。2時間に迫る最終局面、40-30、大坂のバックハンドに対してアザレンカのリターンがネットにかかった。その瞬間、思わず天を仰いだ。アザレンカと健闘をたたえ合い、そしてコートに寝っ転がった。涙はない。そして一息つくと、笑顔になった。充実感に浸った。
2度目の全米Vで、昨年の全豪以来、3度目の4大大会優勝。全豪優勝後にはアジア人初の世界ランク1位に立った。しかしその直後にサーシャ・バインコーチと関係を解消。思うように結果が出ない時期もあった。今年の全豪は3回戦敗退。世界ランクは10位まで落ちた。
だが今回の優勝で、アシュリー・バーティ(オーストラリア)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に次ぐ3位に浮上することが確定。再び世界のトップが見えてきた。また準優勝のアザレンカは14位まで上がる見込み。
(THE ANSWER編集部)