大坂なおみに「軍配が上がる」 英記者が指摘、勝敗を左右する2つのポイントとは?
テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)に女子シングルス決勝が行われる。世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同27位ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。両者ともにグランドスラム通算3勝目を目指す。注目の決勝戦の勝敗を英国人記者が予想。フルセットで大坂なおみが優勝するとし、その理由にコーチの存在などをあげた。
英記者が注目するポイントは大坂のサービスゲーム
テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)に女子シングルス決勝が行われる。世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同27位ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。両者ともにグランドスラム通算3勝目を目指す。注目の決勝戦の勝敗を英国人記者が予想。フルセットで大坂なおみが優勝するとし、その理由にコーチの存在などを挙げた。
優勝した2018年以来の決勝進出を果たした大坂。対戦相手は元世界ランク1位の難敵だが、英紙「メトロ」のジョージ・ベルショー記者は自身のツイッターで大坂が優勝すると予想した。
なぜか――。ベルショー記者は「全米オープン女子決勝プレビュー&勝敗予想:ナオミ・オオサカ対ビクトリア・アザレンカ」と題した同紙の記事の中で理由を説明。試合の注目ポイントの一つに大坂のサーブを挙げている。
大坂強みの一つでもあるサーブ。今大会でも絶好調で、同記者は「オオサカは彼女のファーストサーブポイントのうち81%を獲得しており、93%のサービスゲームをキープし、76%のブレイクポイントをセーブしている」とスタッツを交えながら、大坂がサーブからポイントを重ねていることを指摘した。
その一方でアザレンカのリターンゲームにも言及。「アザレンカは半分以上(55%)のリターンゲームを奪っており、セカンドサーブのリターンポイントの69%を獲得している」とし、「特にアザレンカのリターンのレベルを考えると、彼女(オオサカ)がどのようにサーブするかは非常に重要」と大坂のサービスゲームに注目した。