大坂なおみ、V王手に充実感「質の高い試合」 好調要因は「勝とうが負けようが思い切り」
テニスの4大大会・全米オープンは10日(日本時間11日)、女子シングルス準決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク41位のジェニファー・ブレイディ(米国)を7-6、3-6、6-3で破り、優勝した2018年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。試合時間は2時間を超える激戦だった。
試合後のオンコートインタビューで堂々のコメント
テニスの4大大会・全米オープンは10日(日本時間11日)、女子シングルス準決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク41位のジェニファー・ブレイディ(米国)を7-6、3-6、6-3で破り、優勝した2018年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。試合時間は2時間を超える激戦だった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
過去の対戦では1勝1敗。第1セットは両者一歩も譲らない展開となった。互いにキープを続け、タイブレークに突入。大坂が第4ゲームから連続してポイントを奪うと、7-1で勝利。第1セットを先取した。大坂はアンフォーストエラーがわずか4つと、抜群の安定感だった。ブレイディは今大会初めてセットを落とした。
第2セットも互いにキープをし合う展開だったが、第8ゲームでブレイディに先にブレークを許した。このセットは3-6で落とし、セットカウント1-1のタイに。
運命の第3セットは大坂が第4ゲームでこの試合初のブレーク。粘るブレイディを底力で上回り、決勝進出を決めた。
試合後のオンコートインタビューでは「ニューヨークは私の第2の故郷。残念ながら観客はいませんが、このコートは大好きです。質が高い試合でした。2人とも素晴らしいポイントを積み重ねていた。サーブもお互いにうまく打てていた。彼女のサーブにどう対応するか微調整を続ける試合でした」とブレイディを称えながら、試合を振り返った。
また好調の要因を問われると、「私は自分が勝とうが負けようが、思い切り試合をしたいと思ってやっている」と分析している。
決勝はセリーナ・ウィリアムズ(米国)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。「(どちらとの対戦になるか)わかりません。どちらも素晴らしい強い選手です。ここにいられることが嬉しいです」と喜びをかみしめていた。
(THE ANSWER編集部)