大坂なおみ、2年ぶり決勝! 2時間超えの死闘制す、抗議マスクコンプリートも達成
テニスの4大大会・全米オープンは10日(日本時間11日)、女子シングルス準決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク41位のジェニファー・ブレイディ(米国)を7-6、3-6、6-3で破り、優勝した2018年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。試合時間は2時間を超える激戦だった。
世界ランク41位ブレイディを激戦の末に下す
テニスの4大大会・全米オープンは10日(日本時間11日)、女子シングルス準決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク41位のジェニファー・ブレイディ(米国)を7-6、3-6、6-3で破り、優勝した2018年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。試合時間は2時間を超える激戦だった。
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過去の対戦では1勝1敗。第1セットは両者一歩も譲らない展開となった。互いにキープを続け、タイブレークに突入。大坂が第4ゲームから連続してポイントを奪うと、7-1で勝利。第1セットを先取した。大坂はアンフォーストエラーがわずか4つと、抜群の安定感だった。ブレイディは今大会初めてセットを落とした。
第2セットも互いにキープをし合う展開だったが、第8ゲームでブレイディに先にブレークを許した。このセットは3-6で落とし、セットカウント1-1のタイに。
運命の第3セットは大坂が第4ゲームでこの試合初のブレーク。粘るブレイディを底力で上回り、決勝進出を決めた。
また大坂は、入場時に2016年にミネソタ州で警官に射殺された黒人男性フィランド・キャスティルさんの名前が入ったマスクを着用。人種差別への抗議の意味で、1回戦から続けておりこれが6枚目。決勝進出により用意していた7枚全てを披露することになる。
決勝はセリーナ・ウィリアムズ(米国)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。
【大坂の今大会勝ち上がり】
1回戦 2-1 土居美咲
2回戦 2-0 ジョルジ
3回戦 2-1 コスチュク
4回戦 2-0 コンタベイト
準々 2-0 ロジャーズ
準決 2-1 ブレイディ
(THE ANSWER編集部)