50cmも変化した!? ダルの154kmの“平行移動ツーシーム”に米反響拡大「不条理だ」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのレッズ戦に先発登板。6回を投げて98球、3失点9奪三振と好投するも、味方の援護がなく2敗目。自身の連勝は7でストップしたが、被安打は2と変わらぬ安定感だった。米国の名物セレブが96マイル(約154キロ)の超変化ツーシームを動画付きで脚光を浴びせると、米ファンからは「これをどうやって打てと?」などと驚愕の声が上がったが、米記者もこの1球に注目している。
ツーシームの驚きの変化量に米記者も注目
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのレッズ戦に先発登板。6回を投げて98球、3失点9奪三振と好投するも、味方の援護がなく2敗目。自身の連勝は7でストップしたが、被安打は2と変わらぬ安定感だった。米国の名物セレブが96マイル(約154キロ)の超変化ツーシームを動画付きで脚光を浴びせると、米ファンからは「これをどうやって打てと?」などと驚愕の声が上がったが、米記者もこの1球に注目している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
見るものを唸らせる、圧倒的な1球だった。5回1死、左打者ボットに対する2球目だ。ダルビッシュが投じた1球が凄まじい軌道を描いた。打者の手元で一気に外角一杯へ。まるで平行移動するように急激に変化。ボットのバットは空を切り、ボールは捕手のミットに収まった。
ゲームのような変化をみせた96マイルに、MLB公式で主にスタットキャストを担当しているデビッド・アドラー記者も注目を寄せた。自身のツイッターで動画を引用し、「19.2インチ(約48.8センチ)の横方向への変化」と記している。ホームベースの横幅(17インチ)を上回るほど変化したと驚いているようだ。
この投稿に、米ファンからは「ワオ!!」「どうすりゃ可能なんだ」「一体全体なんだこれは」「不条理だ」「エグい」などと仰天。反響がさらに広がっている。
初回に3ランを被弾した以外は圧倒的な投球を見せたダルビッシュ。レッズの右腕バウアーとの投げ合いには敗れたが、安心して見ていられる投球を続けている。
(THE ANSWER編集部)