ダルビッシュのCY賞を変則日程も後押し? 米フォーブス誌が分析「恩恵を受けている」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が2日(日本時間3日)、ナ・リーグの投手部門で7・8月度の月間MVPを受賞した。メジャートップタイの6勝(1敗)をマークしている右腕は、サイ・ヤング賞候補としても注目されるが、米経済誌「フォーブス」はダルビッシュが同賞争いで有利な理由を指摘。好成績を称賛するとともに「変則日程の恩恵を受けている」としている。
サイ・ヤング賞レースは「ダルビッシュに有利」と指摘する理由とは…
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が2日(日本時間3日)、ナ・リーグの投手部門で7・8月度の月間MVPを受賞した。メジャートップタイの6勝(1敗)をマークしている右腕は、サイ・ヤング賞候補としても注目されるが、米経済誌「フォーブス」はダルビッシュが同賞争いで有利な理由を指摘。好成績を称賛するとともに「変則日程の恩恵を受けている」としている。
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野茂英雄、伊良部秀樹、田中将大に続く日本人投手4人目(6度目)の月間MVPを獲得したダルビッシュ。今季6勝1敗、防御率1.47と抜群の成績を残す右腕に「フォーブス」も注目した。「マックス・フリードとジェイコブ・デグロムとのナショナルリーグのサイ・ヤング賞争いは、日程的にはユウ・ダルビッシュに有利」との見出しで記事を掲載している。
同誌は「34歳のダルビッシュは、カブスが開幕以来ナショナルリーグ・セントラルを独占している主な理由の一つだ」と、ナ・リーグ中地区首位のチームを牽引していると分析。「6フィート5インチ(196センチ)の大阪出身者は、9イニング平均10.88という印象的な奪三振数を誇り、平均四球数はたった1.6だ」と称賛している。
昨季まで2年連続でサイ・ヤング賞を受賞したメッツのデグロムと、ダルビッシュに並ぶ6勝を挙げているブレーブスのフリードとの同賞争いが注目されるが、記事では「ユウ・ダルビッシュは今年のナ・リーグのサイ・ヤング賞の有力候補の中で、最年長であり最も長身であるだけでなく、変則日程の恩恵を受けている」と指摘している。