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カシメロ、ネリ戦希望と母国報道 4階級制覇を視野「イノウエもネリも臆病者だ」

ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が、次戦に勝利した後、前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との試合を希望している。次戦は9月26日にデューク・ミカー(ガーナ)戦を予定。4階級制覇に挑戦する可能性もあり、フィリピン地元紙「マニラ・タイムズ」が報じている。

ジョンリエル・カシメロ【写真:Getty Images】
ジョンリエル・カシメロ【写真:Getty Images】

カシメロにネリがSNSでチクリ「お前なんてただの丸太」

 ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が、次戦に勝利した後、前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との試合を希望している。次戦は9月26日にデューク・ミカー(ガーナ)戦を予定。4階級制覇に挑戦する可能性もあり、フィリピン地元紙「マニラ・タイムズ」が報じている。

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 カシメロがネリをターゲットの一人にしているようだ。同紙は「カシメロ、ミカー戦後はネリとの試合を希望」の見出しで記事を掲載。「ミカー戦でタイトル防衛を果たしたら、その次にルイス・ネリとの試合を希望していると口にしている」と説明している。

 ネリは、カシメロの次戦と同じ26日の興行でWBC世界スーパーバンタム級9位アーロン・アラメダ(同)との同級王座決定戦を予定。ネリが勝った場合、カシメロは4階級制覇を目指して挑戦することを視野に入れているようだ。カシメロは30日に国際電話で同紙の取材に対し、こうに語ったという。

「俺たちは過去にトレーニングで会っているし、インスタグラム上で熱いやり取りもしているからね。ネリは俺のことを『切り倒すことが可能な木のようだ』って言ってたよ。イノウエもネリも臆病者といった感じで俺から逃げているよ」

 記事によると、ネリは自身のインスタグラムでカシメロに対し「お前は何者でもないんだから、誰もお前から逃げやしないさ。誰一人としてビビっていない。お前なんてただの丸太だよ」と表現していたという。これに対してカシメロが強気な言葉を並べたようだ。

 ネリが勝てば2階級制覇。スーパーバンタム級で4つ目の世界王座を視野に入れているというカシメロは「将来的にスーパーバンタム級に階級を上げたいから、ネリは次なるターゲットになる。スーパーバンタム級のベルトは全て取りたいね」とコメント。WBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)との3団体統一戦を予定していたが、次戦では実現しなかった。フィリピン人ボクサーはどんなキャリアを選ぶのだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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