ダルビッシュが113年ぶり快挙演出 カブス開幕16戦13勝は「最高の滑り出し」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。米メディアは、ダルビッシュの快投によりチームが快挙を達成したと報道。開幕16戦13勝は「1907年以来最高の滑り出し」と、チームにとって113年ぶりの開幕ダッシュであることを伝えている。
ブルワーズ戦の勝利でカブスは1907年以来となる開幕16戦13勝
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。米メディアは、ダルビッシュの快投によりチームが快挙を達成したと報道。開幕16戦13勝は「1907年以来最高の滑り出し」と、チームにとって113年ぶりの開幕ダッシュであることを伝えている。
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圧巻の投球だった。初回、ダルビッシュは先頭のソガードから内角速球で三振を奪うとエンジン全開。最速97.9マイル(約157.6キロ)の直球と、キレのある変化球で7回まで毎回奪三振をマーク。7回1死で5番スモークに右越えソロを浴びるまで無安打投球。7回を104球で投げ終え、四死球は3つ、11奪三振とねじ伏せた。
米放送局「NBCスポーツ」は「ダルビッシュはシーズンハイの投球」と見出しを打って記事を掲載。「もしジャスティン・スモークに投じたあのカットボールがなければ、彼はヒットを1本も許していなかった。しかし、それでも彼は支配的だった」とダルビッシュの投球を称賛するとともに、次のように伝えている。
「(カブスの)現在の13勝3敗という成績は1907年以来最高の開幕16試合の滑り出しである。この時も開幕16試合で13勝を挙げた」
また、地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のゴードン・ウィッテンミヤー記者も、自身のツイッターに「MLB最高勝率のカブスは4対2でブルワーズを倒し、成績を13勝3敗に伸ばした。これは1907年以来チームとしては最高のスタートとなった」とつづっている。
ダルビッシュは今季初戦こそ黒星が付いたものの、これで3戦連続のQSを達成。防御率1.88と安定した投球を続け、チームの快進撃に貢献している。
(THE ANSWER編集部)