松山、不振の原因はパットじゃない? “数字”で米紙分析「マツヤマの問題は…」
松山が取り戻すべき“武器”「数字がマツヤマに示すのは、優勝争いに入るには…」
「数字を深く見ていくと苦手なパッティングは最重要な心配の種ではないかもしれないことが明らかになった」とした上で、こう指摘した。
「松山はその卓越したドライバーとアイアンのプレーにより、多くの大会で苦手なパッティングを乗り越えてきた。しかし、フェデックス・カップでは彼のウッドとアイアンに一貫性がなかった。アプローチ・ザ・グリーンの平均は不安定で、オフ・ザ・ティーとアラウンド・ザ・グリーンでは4大会中2大会でマイナスの平均を出した」
このようにつづり、松山が勝つためにはウッドとアイアンを安定させる必要があると訴え、過去に勝った時の数字も同様の背景があると説明。もともと課題とされてきたパッティングを劇的に良化させることは難しくとも、躍進を支えてきた“武器”に本当の原因はあるようだ。
「数字が松山に示すのは、優勝争いに入るには、ティーとフェアウェイからの低いパフォーマンスの調子を取り戻すことだった」
記事は、こう締めくくられている。松山は来日するトランプ米大統領、安倍晋三首相と5日にプレーし、16日開幕の国内ツアー・ダンロップフェニックスに出場予定。まずは本来の冴えわたるショットを取り戻し、国内のファンの前で「世界のマツヤマ」の本領を発揮できるか。注目だ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer