波紋の女子最短失神KO 米役員もミスマッチを後悔「試合が7秒で終わるとは…」
試合を承認したフォスター氏「私を批判するのが正しい」
女子最短のKO劇には、試合を承認したカルフォルニア州体育委員会の執行役員も後悔しているようだ。米ボクシング専門誌「リング」は、「もしもう1度このような試合が組まれそうになったら、私は承認しないだろう」と、同役員のアンディー・フォスター氏の言葉を見出しにとって記事を掲載している。
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同誌に対し、フォスター氏は「アドキンスが勝つとは思っていなかったが、試合が7秒で終わるとは思わなかった」と明かし、自らの責任について「後からあれこれ言うのは簡単だ。結果を知っている今、承認した私を批判するのが正しい。自分も自分が悪いと思っている」と話しているという。
試合前までデビュー以来18戦18勝だった28歳のエストラーダ。一方、42歳のアドキンスは5戦5勝だったが、デビュー戦や未勝利の選手が相手だった。試合自体が無謀と指摘されていたカード。WBC公式サイトによると、エストラーダは3月に別の対戦相手との試合を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により、試合はキャンセル。代わって組まれたのが、アドキンス戦だったという。
(THE ANSWER編集部)