ナバレッテ、フェザー級転向を発表「即座に世界戦をしたい」 井上尚弥戦が遠のく道へ
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が同王座を返上し、1階級上のフェザー級に本格転向することを発表した。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
Sバンタム級王者ナバレッテがフェザー級王座決定戦を要望
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が同王座を返上し、1階級上のフェザー級に本格転向することを発表した。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
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スーパーバンタム級で5度の防衛に成功したナバレッテ。6月20日にメキシコで行われたフェザー級ノンタイトル10回戦で、ウリエル・ロペス(メキシコ)に6回TKO勝ちを収めていた。記事では、陣営のギジェルモ・ブリトー氏はWBOのフランシスコ・バルカルセル会長に、スーパーバンタム級の王座返上を正式に報告したと報じられている。
記事によると、ナバレッテはフェザー級転向理由について「この階級のリミットでウェートを作るために、より多くの犠牲が求められることになった」とコメント。さらに、WBO世界フェザー級1位にランクされた上で「できるだけ上位の候補者と世界戦を即座に行いたい」と要望しているという。以前から一貫して強い相手を求めているようだ。
WBO世界フェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米国)もスーパーフェザー級に転向することを発表したばかり。スティーブンソンが返上したタイトルに挑むことになる。熱望していたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)や、スーパーバンタム級の他団体王者との統一戦は遠のく道へ。スティーブンソンの転級に伴い、2階級制覇に乗り出すことになった。
(THE ANSWER編集部)