井上尚弥戦が遅れる「本当の理由」 カシメロ母国紙が独自分析「ただの骨折ではない」
カシメロ「モンスターじゃない。俺はイノウエを虫と呼ぶぜ」
他の相手と戦うことも視野に入れつつ、あくまで井上戦に向けて調整しているというカシメロ。記事では「不滅のパンチングマシーン」と評価される井上だが、ドネア戦で受けたダメージの存在を指摘している。「ドネアは昨年11月のスリリングな対決で彼の弱点を露呈させた。ドネアはポイントで敗れたが、未来の対戦相手にイノウエのディフェンス面の欠点を露呈させたのだ」。さらにこう続けている。
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「イノウエと陣営は駆け引きに出ている。イノウエは眼窩底と鼻骨をただ骨折したのではない。彼の自信も打撃を受けた。これがイノウエ陣営がカシメロ戦を急がない本当の理由になりそうだ。イノウエはまずリスクの少ない相手と戦って、自信を取り戻すべきだ。そこで全てが上手くいって、イノウエはカシメロと戦う『グリーン・ライト(青信号)』が与えられれば良いと思う」
井上はドネア戦で耐久力、メンタル面でも強さを証明し、これまでの技術、パンチ力、スピードなどに加えて全てが揃っていることを見せつけたはず。それでも、フィリピンメディアは独自の分析をつづっているようだ。記事によると「モンスターじゃない。俺はイノウエを虫と呼ぶぜ」とまで言い放ったというカシメロ。3団体統一戦はいつ実現するのだろうか。
(THE ANSWER編集部)