ナバレッテが悶絶右ボディーで6回TKO勝ち 自身27連勝、フェザー級でも着実勝利
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテは、20日(日本時間21日)にメキシコシティで行われたフェザー級10回戦でウリエル・ロペス(ともにメキシコ)に6回TKO勝ち。4か月ぶりの試合を6戦連続KO勝利で決めた。勝利の模様を海外メディアが報じている。
今年2月にWBO世界スーパーバンタム級でV5達成
ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテは、20日(日本時間21日)にメキシコシティで行われたフェザー級10回戦でウリエル・ロペス(ともにメキシコ)に6回TKO勝ち。4か月ぶりの試合を6戦連続KO勝利で決めた。勝利の模様を海外メディアが報じている。
フェザー級でも、確実に勝利を手にした。ナバレッテは5回にボディーショットを決めてダウンを奪うと、決着は6回だ。密着した状態から左ボディー、左フック、右ボディーストレートと連打。たまらずロペスは膝から崩れ落ちた。立ち上がったものの、レフェリーがストップ。ナバレッテは大きなリアクションをせず、淡々と勝利を受け止めた。
実際の動画をメキシコの「サンフェル・プロモーションズ」公式ツイッターが公開。25歳のナバレッテは、WBO世界スーパーバンタム級王座奪取からわずか1年2か月でのV5を今年2月に達成したばかり。この試合はフェザー級ノンタイトル戦だったが、将来的に見据える階級で勝利した。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「エマヌエル・ナバレッテがウリエル・ロペスを2度キャンバスに倒し、6回に勝利した」との見出しで記事を掲載。「25歳のナバレッテは27連勝を飾った。また6連続KO勝利である。第6ラウンド終盤にロペスに左右のパンチを食らわせた。ボロボロになったロペスがレフェリーに10カウントされ、試合は終わった」と伝えている。
ナバレッテは米興行大手・トップランク社を通じ「俺はウリエル・ロペスに最大限の敬意を払いたい。彼は勇敢な努力を重ねてきたが、俺がKO勝ちすることが出来た。俺はタイトルを統一したい。しかし誰も俺の挑戦を受け入れないのなら、俺はフェザー級に転級するだろう」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)