15歳トルソワはさらに進化する 皇帝の下で意欲「すべての4回転を習得したい」
フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)はコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏のもとを離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになった。電撃移籍でフィギュア界を驚かせた15歳を、ロシアの有名女性ジャーナリスト、マリヤ・コマンドナヤ氏がインタビュー。その内容を、同国のメディア「sports.ru」が報じている。若き4回転クイーンは、5種類目の4回転となる4回転ループの習得への意欲を示している。
現地でのインタビューで新シーズンを展望
フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)はコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏のもとを離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになった。電撃移籍でフィギュア界を驚かせた15歳を、ロシアの有名女性ジャーナリスト、マリヤ・コマンドナヤ氏がインタビュー。その内容を、同国のメディア「sports.ru」が報じている。若き4回転クイーンは、5種類目の4回転となる4回転ループの習得への意欲を示している。
トルソワは昨季のジャパンオープンのフリーで4回転4本を着氷させることに成功。衝撃を走らせた。自身にとっても日本での演技は記憶に残っているようで、別のインタビューでは昨季のベストパフォーマンスに挙げていた。
進化の過程にある15歳は、来季はさらにスケールアップするつもりだ。「4度の4回転ジャンプを跳びました。私にはこれがとても重要です。私は1年ごとに、プログラムにより多くの4回転ジャンプを入れるように努めています。ひとつのプログラムで5度はできませんでしたが、来シーズンはうまくいくように願っています。私は、ジャンプが乱れた試合では、ナーバスになったことにうまく対処できなかったと思います」と話している。
1度のプログラムで5本の4回転ジャンプ成功へ意欲を見せるトルソワ。では最も重点的にトレーニングするのはどこになるのか。
「スケーティング、スピンをもっと練習して、アーティストとして腕に磨きをかけたい。もちろん技術的な部分も練習するのを忘れません。昨シーズンよりもっとベターにクリーンに滑りたいです」と話している。