フューリーVSワイルダー第3戦、アラム氏注目発言 「11月か12月に米英以外で開催」
ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)と、前WBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)の第3戦が今年11月か12月に、米国と英国以外で開催される可能性が浮上している。米興行大手「トップランク」のボブ・アラムCEOが語っている。
2月以来の第3戦、完全決着の舞台はどこに?
ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)と、前WBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)の第3戦が今年11月か12月に、米国と英国以外で開催される可能性が浮上している。米興行大手「トップランク」のボブ・アラムCEOが語っている。
両者の対戦は3度目。1度目は2018年12月に対戦して引き分け。今年2月22日(日本時間23日)に“世紀の再戦”が行われ、フューリーが7回TKOでV10を誇っていたワイルダーを破っていた。正真正銘の決着がつく第3戦はこの冬となるかもしれない。
米スポーツ専門局「ESPN」のスティーブ・キム記者は「ボブ・アラム氏によるとタイソン・フューリーとデオンテイ・ワイルダーの試合の開催は11月か12月を目標にしているという」とツイート。
さらにアラム氏が「米国と英国以外での開催になるだろう。我々は場所を決めようと現在動いている。米国のゴールデンタイムに試合が行えるように候補地は2つ存在している。6月にこれについての話し合いができれば、と思っている」と話していたことも伝えている。
また米専門メディア「ボクシングニュース24」もこの最新情報をフォローするように「アラム氏にとって良い選択肢となるのはカナダでの開催だろう。この戦いをカナダで行うことで、アメリカからのアクセスも近いし、英国のフューリーのファンも旅行しやすい。また大規模なスポーツイベントを行うことにこの国は慣れている」とカナダでの開催プランを予測している。
両者の第3戦をめぐってはこれまでにも様々な憶測が流れており、新型コロナ禍のため一時は年内の開催は不可能とも見られていた。
(THE ANSWER編集部)