[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥はロマチェンコより見たい コロナ終息後の「最初に見たい試合」に米記者選出

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、米ラスベガスで予定されていたWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの影響で延期となった。開催時期が未定で、カシメロが他の相手と戦う可能性が浮上する中、米スポーツ専門局「ESPN」の記者は「ボクシング再開後に最初に見たいビッグマッチ」にこの試合を選出している。

ESPNのキム記者は井上・カシメロ戦を待ち望んでいる【写真:Getty Images】
ESPNのキム記者は井上・カシメロ戦を待ち望んでいる【写真:Getty Images】

米ESPNが井上―カシメロ戦に期待「記憶に残る乱打戦になる可能性も」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、米ラスベガスで予定されていたWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの影響で延期となった。開催時期が未定で、カシメロが他の相手と戦う可能性が浮上する中、米スポーツ専門局「ESPN」の記者は「ボクシング再開後に最初に見たいビッグマッチ」にこの試合を選出している。

 新型コロナの感染拡大が続く中、興行延期状態のボクシング界。ESPNでは再開後に必見となるビッグマッチを選出し、スティーブ・キム記者は井上の試合を挙げている。

「私はカードを少しシャッフルしたい。ライト級統一戦のワシル・ロマチェンコとテオフィモ・ロペスの試合も間違いなく心待ちにしているが、ナオヤ・イノウエとジョンリエル・カシメロのバンタム級統一戦に興味をそそられる。元々はラスベガスのマンダレイ・ベイで4月25日(日本時間26日)に開催予定だった」

 ESPNのパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位に推すなど、井上を高く評価しているキム記者は「精密機械」の異名で知られるロマチェンコの4団体統一戦よりも、モンスターの試合を「必見」に挙げているようだ。

 井上については「ボクシング界でかなりのエリートファイターの一人」と評価。一方、カシメロのパンチ力も高く評価し「もしも、イノウエが対戦時にディフェンスで完封できなければ、記憶に残る乱打戦になる可能性がある」と予想している。

 井上が契約する米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは、米国で合宿を続けるカシメロが渡米できない井上の代わりにWBO1位ジョシュア・グレア(米国)と戦う可能性を示唆していた。本場・米国の記者にとってコロナ明け最初に見たいのは、バンタム級3団体統一戦のようだ。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集