ネリ、次戦は25戦全勝の26歳か プロモーター示唆「まだカードはテーブルにある」
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)の次戦について、プロモーターが語っている。3月28日(日本時間29日)に米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級10位アーロン・アラメダ(メキシコ)とのWBC同級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催不可能に。興行再開の見通しが立たない中、ネリのプロモーターは「日程変更のテーブルに存在している」と話しているという。
新型コロナで流れたアラメダ戦、日程変更で開催か
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)の次戦について、プロモーターが語っている。3月28日(日本時間29日)に米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級10位アーロン・アラメダ(メキシコ)とのWBC同級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催不可能に。興行再開の見通しが立たない中、ネリのプロモーターは「日程変更のテーブルに存在している」と話しているという。
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ネリの次戦について報じたのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。ネリと昨年11月に予定されていたWBC世界バンタム級挑戦者決定戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦予定だった。しかし、ネリが前日計量で1ポンド(約450グラム)の体重超過。再計量を行わず、ロドリゲスに金銭交渉を持ちかけたが、拒否されて試合中止になっていた。
さらに3月28日のアラメダ戦も、新型コロナ感染拡大の影響で試合ができずにいた。記事では「ネリはロドリゲス戦に向けて、殿堂入りのコーチ、フレディ・ローチとトレーニングをしていたが、しかしそれは実現しなかった」と説明。さらに「アラメダとラスベガスで戦う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によってその試合は流れた」としている。
過去にはロドリゲスとWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行う可能性があると報じていた海外メディアもあったが、記事によると、メキシコの最大手プロモーション「サンフェル・プロモーションズ」でプロモーターを務めるフェルナンド・ベルトラン氏はこう語っているという。
「サンフェル・プロモーションズのフェルナンド・ベルトラン・プロモーターは、アラメダのカードはまだ日程変更のテーブルに存在していると言い、彼はネリとレイノソ(トレーナー)は次の試合に向けて、チームとして良いペアになってくれると信じている」
同プロモーターは、アラメダ戦が日程変更の末に開催される可能性があることを示唆しているという。ネリは4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)を指導するトレーナー、エディー・レイノソ氏に新たに師事。アラメダは25戦全勝(13KO)の26歳。プロモーターの願い通り、ネリは名トレーナーと関係を深めてスーパーバンタム級初戦を迎えられるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)