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ラグビーの強豪ウェールズの聖地、7万人超収容のスタジアムが新型コロナの臨時病院に

昨年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で4位となった、強豪ウェールズ代表の聖地と呼ばれるのは首都カーディフにそびえ立つミレニアム・スタジアム。7万4500人収容の会場はラグビーなどの代表戦の舞台として知られるが、新型コロナウイルスの感染拡大で、ウェールズ最大の病院に急遽改造されたことが明らかになった。英公共放送「BBC」が報じている。

プリンシパリティ・スタジアム【写真:Getty Images】
プリンシパリティ・スタジアム【写真:Getty Images】

最大2000床の臨時病院に急遽改造、英BBCが報じる

 昨年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で4位となった、強豪ウェールズ代表の聖地と呼ばれるのは首都カーディフにそびえ立つミレニアム・スタジアム。7万4500人収容の会場はラグビーなどの代表戦の舞台として知られるが、新型コロナウイルスの感染拡大で、ウェールズ最大の病院に急遽改造されたことが明らかになった。英公共放送「BBC」が報じている。

 コロナ禍の影響で医療崩壊の危機に立たされている英国。ベッド数不足という問題を解決するために、昨年、日本を沸かせた“レッドドラゴン”の聖地に白羽の矢が立った。

 記事では「ウェールズ最大の病院が秒速で計画された」と報じ、スタジアムは最大2000床の臨時病院としてモデルチェンジしている。

 病院の名前はウェールズ国旗「ドラゴンズ・ハートスタジアム」に決定。現在急ピッチで工事が進んでおり、新型コロナの感染者専門の臨時病院になるという。

 地元保健当局のレン・リチャーズ氏は「美しい名前だ。我々とウェールズラグビー協会、カーディフ議会、そして、プリンシパリティ・スタジアム(=ミレニアム・スタジアム)によるファンタスティックなコラボレーションだ」と語っている。

 様々な熱戦の舞台となってきた聖地が、英ウェールズの新型コロナ対策の一大拠点として期待されている。

(THE ANSWER編集部)


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